パリで人生ステップアップ!

某有名百貨店で広告を担当していたコメ・ニコラ。19年と10か月勤めた会社をやめて、アクセサリーブランド立ち上げを決意。まずは「ヨーロッパ1と言われる」、パリにあるジュエリーの学校BJO FORMATIONで2005年9月から2010年1月まで腕を磨きました。フランスに滞在して早くも8年目。ピエールと2008年9月にPACSした後、2010年6月に結婚しました。日々ジュエリーを作りつつ、ピエールとフランスで頑張るコメ・ニコラのブログです。

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    でもイタリアが優勝したんだもん。

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      ワールドカップ、イタリア優勝!から一夜明けた今日、
      テレビでは朝から繰り返し繰り返し、決勝戦のニュースをやっています。
      オリンピックですら、なかったこと。
      フランスは日本と違って、ワイドショーもないし、
      メディアが一斉に同じような内容を放送することがほとんどない、のですが。

      しかし、朝から頭突きを何度も見せられるのも、辛いものがあります。
      昨日コメ・ニコラの頭をよぎったのは、子供たちへの影響でした。

      ジダンが決勝進出のゴールを決めて以来、パリの町中では
      「ZIDANE 10」のユニフォームを着ている人が増えたのです。
      大人も子供も。
      前回のW杯では1次敗退だったし、前評判も決して良くなかったフランス。
      それをここまで引っ張ってきたのは、やっぱりジダンのおかげ。
      しかも、彼は決めるところはきちんと決めて、リーダーとしての風格も
      あったわけで、まさに「英雄」だったのです。

      そして、フランス中の人が見ているであろう、決勝戦での頭突き…。
      あまりにも、影響が大きすぎる。

      朝買った「レキップ」というフランスのスポーツ新聞の表紙にもやはり
      「この朝君はどんな気持ちで迎えているのか、子供たちへは何と言うのだ?
      君自身の子供には何と言うのだ?…」というようなことが書いてありました。

      夕べはロランスから
      「不公平でしょ」という携帯メールが。
      「全然」と返すと
      「とっても不公平!」とさらにメール。
      「私がイタリア側だっての、知ってるでしょ?」
      「知ってるけど」

      今日は学校の最終日だったので、ロランスと顔を合わせました。
      「だってあれはひどいよー。マリールー(ロランスの一番の親友でスペイン人、
      パリに遊びに来ている)も泣いてたよ!」
      クラスメートも口々に(女性ばかり)
      「マテラッツィは何を言ったのかしら。きっと母親を侮辱するのが一番ひどいこと
       だから、そんなようなことを言ったんじゃない!?」
      「大体あのぶつかり方は何!?ジダンは肩をケガしてたじゃない。あんなのスポーツ
       じゃないわ」
      「そうよ、そうよ。スポーツっていうのは、テニスのようなもののことを言うのよ」

      はいはい。コメ・ニコラ、言いたいことは山ほどあったのですが
      黙ってました。ここで何か言ってもみんなの怒りにさらに油を注ぐだけ!
      でもおなかの中は、アッズーリ色に染まっているのです。
      イータリアー!イータリアー!
      あぁ、この決勝をイタリアで、歓喜の爆発の中で味わいたかった!

      昨日の試合は、でも、実はフランスの方がゴールへのチャンスは多かったと
      思うのです。イタリアは、ゴールチャンスすらなかなか作れなかった。
      サッカーは守るだけじゃ勝てないけど、今回のイタリアの守備はすごかった。
      というか、今まで見て来たどんな試合より、イタリアの当たり方が激しかった
      ように思います。ファウルすれすれにでも、ボールを奪いに行く。

      一つには、イタリアのサッカー界が揺れている、八百長問題があり。
      イタリアとしても必死だったこと(ユベントスはセリエCに降格か!?)
      もう一つには、イタリア対フランスってやっぱりライバルなのよね、ということ。
      それに、フランスはフランスでジダン最後の試合であるということ。

      おそろしいほど、きっつい試合だなぁ…と、見ているこっちまで
      痛くなっちゃうほど。

      ちなみに、ヨーロッパでは、サッカーはロウアーなスポーツだそうです。
      上流階級の人達は見ないし、興味もない。そういう人達が見たり
      実際に興じたりするのは、テニス。
      ジダンにしても、アルジェリア系の移民の子供。
      フランス人は思ったよりサッカーを見てないなぁ…と思ったのは、
      どうやらここら辺に原因があったようです。
      コメ・ニコラが知り合うのはロウアーよりは上の人たち。
      日本とは随分サッカーに対する意味合いが違うらしい…。

      今回は、決勝まで進むにつれて、普段はサッカーを見ない人まで
      巻き込んで行ったわけです。
      皆、1998年のフランス優勝の再来か!?と、燃えてきた。
      しかも、今回はジダンの調子がすごくいい!
      やっぱりジダンは素晴らしい選手だ!と。
      ジダンが出場できなかったトーゴ戦は、彼の誕生日だったのですが、
      ここでジダンを終わらせてはならない!とフランスチームは一念発起。
      この辺りから、フランスの勢いが増してきたように思います。

      で、ジダンのゴールで決めて、フランスが優勝する…はずだった。
      フランスのシナリオでは。
      それが、ジダンのヘディングをブッフォンがスーパーセーブで止め、
      さらにジダンが頭突きでレッドカードをもらって退場になる、とは。
      しかも、トレゼゲがはずしたたった1本のPKで、負けてしまうなんて。

      さすがに、今日は、ユニフォームを着ている人はほとんどみかけません
      でした。

      テレビで、大統領官邸に、シラク大統領がフランスチームを迎える
      という映像を映していました。ジダンにもにこやかに笑顔で接する
      大統領。彼の演説は、フランスは良くやった、ジダンについても
      ここまで良くやってくれた、という大変ポジティブな評価でした。
      最後にPKをはずしたトレゼゲは、フランス国民の皆さんに温かく
      迎えられて、涙をこらえられず。男泣きでした。

      いや、だからね!
      イタリアが勝ったのよ!イタリアが!
      カンナヴァーロのごっつい活躍や、ガットゥーゾのジダンに対する
      プレスやら、マテラッツィのヘディングやね、ピルロのコーナーキック、
      とかね!トッティは今一活躍できなかったけど。デルピエロも、
      ボール取られちゃってたけど、かるーくPK決めてたでしょ。
      ここまで来るのは、イタリアだって楽じゃなかったんだから。
      コメ・ニコラがアンズさんと見たイタリアvsUSA戦だって、
      レッドカードが3枚も出てた試合だったのよ。
      インザーギがシュート決めた試合もあったし。
      色々なアンラッキーを乗り越えて、ラッキーをつかみとって、
      サッカーの女神さまに微笑んでもらえて、
      やっと、やっと、24年ぶりに勝ったんだから!!!
      フランスなんて、1998年に優勝してるんでしょ!?
      いいじゃない、ねぇ。
      マテラッツィがいくらひどいことを言ったとしても、
      頭突きはまずいでしょう、頭突きは。
      ここできっとサッカーの女神さまに見放されちゃったのよ、
      フランスは。

      というわけで、フランスの落ち込みムードをよそに、
      コメ・ニコラは、こっそりしっかり、勝利を味わいますです。

      改めて、イタリア万歳!

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