できれば、行きたくない場所のひとつですが、歯医者。
子供の頃から歯が弱かったので、しょっちゅう歯医者には行っていました。
フランスに来る前には、日本でしっかり治療しました。
フランスの歯医者は高いと聞いていたし、できるならかかりたくはないですから。
というわけで、2005年9月にフランスに来て以来、
歯医者さんの門を叩くことはありませんでした。
特に痛いところもなかったので、
本来は1年に1度ぐらいは検診をした方が良いのでしょうけれど、
そのままにしてありました。
が。
日本に帰った時に、別に硬い物を食べていたわけではないのに、
口の中に固い物を発見…。取り出してみると、ちっちゃく欠けた歯でした!あぁ。
その後3回ぐらいにわたって、ちっちゃく欠けてしまい、
歯医者に行くことを余儀なくされたコメ・ニコラ。
それでなくても、このところあっちこっち病院のお世話になっているというのに。
そんなわけで、家の近所の、ピエール行きつけの歯医者さんに行くことにしました。
フランスは医療機関にかかる時は、基本的に予約が必要です。
というわけで、歯医者さんにも電話。
学校のお休み期間1週間は歯医者も休みということで
予約は今日21日となりました。
コメ・ニコラの歯は欠けていたものの、痛みはありませんでした。
でも、欠けたところが結構大きいので、放っておくわけには。
ドキドキしながら、予約の時間に行きました。
普通のお家の一角です。
中に入ってびっくり。受付もありません。
待合室、と書いてあるところに入って待っていると、
先生がやってきて治療室に案内されました。
この歯医者さんはご夫婦でやっていて、
コメ・ニコラの担当は奥様の方です。
コルーシュというコメディアンがいたのですが、
彼を女にして、もうちょっと美人にした感じ!?
受付もありませんでしたが、助手もいません。
ちなみに日本の歯医者さんでかかっているような、
心をなぐさめるような音楽もなければ、きれいな絵もなし…。
とりあえず日本のように、まず話しを聞いて、
それからレントゲンを撮って状況を調べます。
1回目失敗。2回目で成功。
「あら、ひどい虫歯」
そうなんですか!?だから歯が欠けたの!??
というわけで、麻酔をして治療開始。
ところが、麻酔は、舌には効いているのですが、
歯には効いていません。痛い〜。
どうやら麻酔薬が追加された模様。
その後、口をあけっぱなしで、うがいも一切ないまま、
治療はほぼ1時間続きました。
あごがずれているような感じ…。とほほ。
多分先生も疲れたと思うけど、コメ・ニコラも疲れました。
麻酔はしっかり効いていて、口の右側はほぼ感覚なし。
うまく喋れません。
治療は次回に持ち越され、次の予約を取りました。
次回には終わるのかしらん!??
でも、歯の型を取った様子もないし、
削ったところはどうやって埋めるの!?
ちなみにお代は次回にまとめてで良いとのことでしたが、
(次回まとめて払うことに何のメリットがあるのかは不明)
恐る恐るいくらぐらいかかるのか聞いてみたところ、
150ユーロほど、とのこと。
セキュリティソシアルで60パーセントは返ってくるし、
任意保険に加入していれば残りは保険でカバーされるそうです。
まぁ、驚くほどは高くないのかも…。
それにしても技術的にはどうだったのか、今後の治療状態に期待です。
ピエールは、2007年に来て以来ご無沙汰のもよう。
歯医者には、時々行って診ていただいた方がよろしいようですよ〜。
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