オリンピックが始まりましたね。
コメ・ニコラも、ずーっとではないですが、見られる時は試合を見ています。
と言っても、フランスのテレビなので、基本的にはフランス人が出ている
試合なのです。
今回は、でも、
キーホールTVを導入してみました。
本当にちっちゃいテレビだけど、そして画像はかなり荒いけど、
無料で日本のテレビが見られるっていうのは、すごいことです。
さて、もう1ヶ月以上前のことですが。
コメ・ニコラ、今も夜間の学校に通っています。
ニコラ・フラメルです。
ここは、昼間はジュエリーを学ぶ高校生が通う学校で、
夜間は大人が通う学校です。いずれも公立です。
(フランスでは、手に職をつける場合は高校生の時から
職業訓練校に通い、CAPなどの試験を受けて、
技能資格を取得します)
が、経費削減のために、ニコラ・フラメルがエコール・ブルという
美術系の学校に吸収されることになりました。
(元々、エコール・ブルの一部でしたが、建物が独立していたのです)
それにともなって、学校も移転になり、跡地には幼稚園と
市営住宅(?)が建つそうです。
なので、授業自体は校舎を変えて続くわけですが、入れ物がなくなることに。
最後の授業は、6月半ばでした。
記念に学校の写真をちょっとだけ撮影。
もっとたくさん撮っておけばよかった…とは、後になってから思うこと。
↑入り口入ったところにあるドア。このまままっすぐ行くと中庭に、
左は入学審査が行われるホール、右手の階段を上がると、教室です。
↑これが学校の階段。
↑出口。
出口の右側には、ドイツに連れ去られて(正確には、ドイツに占領中のフランスから
連れ去られて…。占領中だったために、フランス人もユダヤ人が収容所に送られる
のを助けた経緯があります)収容所に送られた生徒の名前が書かれたプレートが
かかっていました。
あのプレートも、学校とともになくなっちゃうのかな。
それにしても、ジョワイユリー(彫金ですが、特に石を使ったジュエリーの作り方)、
石留め、磨き、宝石学などを何年か学んできた学校がなくなるというのは、
やはりさびしいことです。
財政に余裕が無いというのもわかるし、もう一つの学校に吸収されるというのも
意味があることと思います。
でも、学校がある辺りは、道具屋さんや、様々なアトリエなどもたくさんある
界隈で、そこに学校があるということ自体、大きなことだったのではと思うと、
残念でなりません。
さよならニコラ・フラメル。
ちなみに、ニコラ・フラメルは実在したと言われる、錬金術師の名前です。
ユーフォニーさんで、コメ・ニコラのリングを販売していただいてます♪
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