日本もそうですが、医師が「OK」と言わなければ退院できません。
が、コメ・ニコラを担当した外科医は、一度様子を見に来ただけ。
その後は、助手が様子を見に来ました。
この助手さんは、もちろんお医者様なのですが、さすが外科っ、
と思わせるあっけらかんさを発揮していました。
日曜日に傷を見にきて、
「何もなければ、明日か明後日には退院できますけど、どうします?」
と、にっこりと聞いてきました。
はい、傷は確かに、化膿もせず、ケロイド状にもならず、いたってきれいですが
今退院して家に帰る力はありません…と思うコメ・ニコラ。
「明後日の方が…」
というと、明るくそうですか、と帰って行きました。
外科の先生は、悪いところが切り取れれば、あまり患者の状態には
こだわられないのですね…(泣)
内科の先生が月曜日に来た時には、
「うーん、まだ退院は早いわねぇ」と言っていたので、
ちょっとほっとしました。
ですよねぇ。
ちなみに傷口は、糸ではなく、巨大なホチキスの針のような物で止めてありました。
まず全部をひっぱりあげて浮かせて、その翌日には半分取り、そのさらに翌日には
残りを取って、おしまいです。糸はないので抜糸は無しです。
思わず「これで傷口は開かないんですか!??」と、聞いてしまいました。
開かないそうです。
ちなみに、そのホチキスの針を抜いてくれたのは看護婦さんです。
病院には、何だかたくさんの看護婦さんがいて、入れ替わり、立ち代り、
色々な人が来ました。
さっき検温に来た人と、違う人がナースコールでやって来る。
これこれこうでした、と説明した人と、違う人がまた同じことを聞いて来る。
でも、みんな、しっかりさくさく仕事をしていました。
(注射するのが上手な人、下手な人もいましたが)
ちなみに、黒人系、アラブ系の人も多かったです。
ピエールはたまに鼻の下をのばしていました。こらこら。
看護婦さんではないですが、配膳をしてくれる係りの人が、
コメ・ニコラがカフェオレボールいっぱいの紅茶を残しているのを見て
「飲めないの?」と、聞いてきました。
「濃すぎて受け付けない」と言うと、食事の時間を過ぎているにも関わらず、
わざわざボールにお湯とティーバッグを入れて持ってきてくれました。
これには感激でした。
後で思わずチップを渡そうとすると(迷ったのですが)、
受け取らず、気持ちからしたことだから、と言ってました。
そんなわけで、やっと火曜日には明日退院してもいいらしい…という状況になり、
コメ・ニコラは、くらくらしながら病室内を歩き回って、退院できるぐらいの体力回復に
つとめました。
ピエールには休みを取ってもらいました。
それにしても、もっと元気になっているつもりだったので、
着替えとか洗面用具とかあれこれ荷物を詰め込んでいたコメ・ニコラ。
半分も必要なかった。旅行じゃないんだから…と自分につっこみです。
あ、そういえば、ipodに入れておいた落語は、やっぱり良かったです。
音楽も聴きましたが、落語の方が何だかなじみました。日本語だからですかね。
古今亭志ん朝さんとか、小朝さんとか。
音楽で聴いていたのは、これです。
元気が無くても、聴ける音楽でした。
パリのヴェジタリアン・イタリアン・カフェ
Carmen Ragostaで
天然石シリーズを販売していただいています。
入り口入ってすぐ右の、ウインドーのところにあります。
ユーフォニーさんで、コメ・ニコラのリングを販売していただいてます♪
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