さて、また2005年の1月のお話です。
フィレンツェからパリに戻って来てほっとするコメ・ニコラ。
全部はわからないけど、とりあえず何とかなるフランス語。
やっぱり言葉が全くわからないって、不自由だなぁと
実感するわけですが。
さて、パリに戻ったら、担当者の人と予約をしてあった
BJOに再び行くことに。
BJOは、直接面接しないと入学できないのです。
学校に行ってもう一度見てみると、BJOの雰囲気やら生徒の感じなどなど
やっぱりここで学ぼうという気持ちに改めてなってきました。
学費が高いのは仕方がない。本当は2年間勉強したいけど、
1年間で頑張って身につけられるものは全て身につければ
いいかもしれない、と思いました。
「あのぉ、フランス語がこんな感じで、あまり喋れないのですが
大丈夫でしょうか?」(今よりはるかに、つっかえつっかえ)
「大丈夫よ。あなたよりも話せない日本人の人もいたけど、
平気だったわよ。先生の手もとを見てやればいいからできるわよ」
とりあえずほっとするコメ・ニコラ。
「基本的には2年間だと思うのですが、1年だけでも何とかなりますか?」
「OKです。テクニカルなデザイン画、フリーハンドのデザイン画と、彫金、
ワックスの4つを取れば1年間でCAPのレベルまで行かれます」
この当時、CAPが何だかをさっぱり理解していないコメ・ニコラ
でしたが、とりあえずその基本の4クラスを申し込むことに
しました。
BJOの場合、学費は1年分全て一度に払うのではなく、
各学期毎に支払えばいい方式です。
この時は知らなかったのですが、学期毎に授業を減らしても増やしても、
また新しく始めても良く、実はかなり臨機応変なシステムでした。
基本の4クラスにしても、取っても取らなくてもよく、
個人の希望が優先されます。
また彫金とワックスについては、先生が何人もいるので
この先生合わないかも…と思えば変更も可能です。
コメ・ニコラが取った他にも、石留めのクラス、
ジョワイユリーという彫金よりも石を多様する宝飾を作る
クラス、デザイン画をさらに深めるコースなどもあります。
お金は授業が始まるまでに振り込めばいいようです。
とりあえず学校の授業内容について書かれた
カタログのようなものをもらって帰ることに。
いよいよ9月からは、BJOに通うんだなぁ、と
嬉しくもあり、不安でもあり、な気持ちでした。
ちなみに、多分バターや油分の多い食事と
ストレスからか、最終日に何も食べられないぐらい
胃が痛くなってしまったコメ・ニコラ。
パリに来たら、自炊しないとだめだわ、と思いました。
そして、2005年の1月からまた日仏でフランス語を始め、
モードのクラス、普通の教科書を使ったクラス、
映画で学ぶフランス語などなどを勉強したのでした。
パリに行くまでに7か月あったのですが、
様々な準備であっと言う前でした。
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