パリで人生ステップアップ!

某有名百貨店で広告を担当していたコメ・ニコラ。19年と10か月勤めた会社をやめて、アクセサリーブランド立ち上げを決意。まずは「ヨーロッパ1と言われる」、パリにあるジュエリーの学校BJO FORMATIONで2005年9月から2010年1月まで腕を磨きました。フランスに滞在して早くも8年目。ピエールと2008年9月にPACSした後、2010年6月に結婚しました。日々ジュエリーを作りつつ、ピエールとフランスで頑張るコメ・ニコラのブログです。

大統領選について思うこと。

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    JUGEMテーマ:日記・一般

     

    今日は大統領選挙の2度目の投票日で、今日の20時には誰が次の大統領になるか決まります。

     

    コメ・ニコラがフランスに来てから、大統領選挙はこれで3回目。

    その度に色々思うわけですが、今回はやっぱりハラハラしました。

     

    1度目は2007年。

    2005年にコメ・ニコラがフランスに来た時は、シラク大統領で移民にはさほど厳しくなかった。

    ただ、その当時内相だったニコラ・サルコジはかなりしめつける政策を取っていたので、

    彼が大統領になったらどんなことになるかと、ひやひやしたのでした。

    当時友人が、内相と大統領は違うし、彼が大統領になったとしてもそればかりをやるわけではないから

    あまり問題無いだろうと言っていたのですが、まぁ確かにその通りでした。

    その頃は、二大政党がまだしっかりしていたので、極右についてはまぁ心配することもなかったのです。

     

    2度目は2012年。

    サルコジ対オランド

    サルコジが思ったほどの成果を上げられていなかったところで、

    社会党のオランドに好機となった選挙。

    対決討論会での「もし私が大統領だったら…!」というくだりが功を奏して

    オランド大統領が誕生。

    右がだめでも、左なら、とまだ多くの人が希望を持っていた時でした。

    けれど、ピエールは、フランスは巨艦と同じで急に方向を変えられない。

    左になっても大して進路は変わらないだろうと言っていたのですが

    まさにその通りになりました。

     

    フランスの景気は上向かず、失業率は高止まりしたまま。

    (全体で10%超え、25歳以下の若年層で25%)

    おまけに、テロは起こり、さらに中東の情勢不安から移民が増え…という状況。

     

    そんな中での2017年の大統領選挙でした。

     

    今までの流れ&共和党(右派)の金と権力への渇望が見え見えな状況から、

    二大政党が失速したのは、無理もないこと。

    今回は、それ以外の候補者から誰が抜きん出るか…の戦いでした。

     

    コメ・ニコラが移民&小規模事業者の立場から危惧していたのは、

    FN国民戦線が政権を取ること。

     

    国民戦線は、マリーヌ・ルペンに党首が変わってから

    じわじわと支持者を増やしてきていますが、

    表向きの顔をソフトにしただけで、実情は変わらない、根はファシストと

    コメ・ニコラは見ています。

    支持者には、ネオナチ活動者なども含まれていて、

    元々の政策を大衆に向けてとっつき易いように言い換えているだけ、に見えます。

    TMCの「コチディアン」という毎日放送されている政治をメインにした報道番組があり

    ピエールとコメ・ニコラはほぼ毎日のように見ているのですが、

    そこで暴かれるFNの実情はひどい。

    それをFNもわかっているから、今回の大統領選では、

    コチディアンは集会から締め出しをくらっていました。

     

    去年の5月は、FNの集会を撮影していたこの番組のチームのテレビ班の

    音声マイクやカメラを傘で攻撃するFNの一員がいたのですが、

    今年はFNに第一回目に投票した一般人に、

    インタビュアーがカバンで叩かれるという目にあってました。

    まぁ、何というか、この政党に対して、この支持者あり…という感じ。

     

    FNの支持者は、若い人達にも、パリ郊外にも広がっています。

    ちなみに、ピエールの姉一族はFN支持者です。

    姉のだんな曰く「外国人でも働いていればいいが、イスラム教信者は不可」とのこと。

    彼は、とある工場で働いていたのですが、工場閉鎖で失業し、

    その後不動産業で独立したのですが、ほとんど家が売れず、

    ピエール姉の少ない給料に頼っています。

    そんな状況に甘んじなければならないのは、政治のせい、外国人のせい、

    な訳です。

    おまけに、外国から移民として来た人々が、自分達が払った税金を

    「手当て」として支給されるなんて許されざること。

     

    確かに、フランスは人件費が高い。税金が高い。

    人を雇うためには、給料の倍を会社が払わなければならず、

    生産を人権費が安い外国に持って行こうと思う企業が多い。

    国民は失業率も高く、給料は安いから、国内で生産された高い商品よりも、

    外国で製造された安い商品を買う。

    そして産業の空洞化が広がっていくのです。

     

    最近はフランス製製品に脚光を当てよう、誇りを持とう、

    という動きが活発化していて、何とかフランスの産業を盛り立てようとしています。

    その辺りに脚光を当てているのがマクロンの政策のひとつ。

     

    ともあれ、FNのマリーヌ・ルペンはフランス人のこの鬱憤を武器に

    権力の座につこうと虎視眈々と狙っているわけです。

    そして、今回実際にかなり得票率を伸ばしてきていて、

    コメ・ニコラとしても冷や冷やしていたのですが。

     

    それにしても、対決討論会はひどかった。

     

    マリーヌ・ルペンは、既存の政治、政党ではだめだ、EUから出ないと、

    移民は締め出さないと、と言う以外に大して政策が無いわけです。

    ポピュリストの面目躍如。

    マクロンをただ単に攻撃するばかり。

    もう少しちゃんとした討論になるかと思っていたのですが、全然でした。

    ギャーギャー叫ぶばかりのマリーヌ・ルペンに、もう30分で根を上げた

    ピエール&コメ・ニコラは討論会は全部見るのをあきらめました。

    まぁある意味、これでマリーヌ・ルペンが大統領に選ばれることも無いよね、

    と胸をなでおろすことにもなったわけですが。

     

    今回はきっと、マクロンが大統領に選ばれることでしょう。

    (あと3時間半ほどで結果がわかる)

     

    ですが、もしマクロンが、議会に基盤も無い中で

    さした結果が出せなかったら…。

    きっと5年後の次の大統領選挙では「ほら見たことか」とばかり、

    FN大躍進となることでしょう。

     

    少しでもフランスの景気が上向き、失業率が下がって、

    テロもなくなるように祈るばかりです。

     

                                                                                   

    -> Un Bouquet de Fleurs(アン・ブーケ・ドゥ・フルール)さんで、
    コメ・ニコラのペンダントを販売していただいています♪

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